都内在住の女児だと、一度は憧れたことはあるのでは無いでしょうか?
文京区にある国立大学附属小学校「茗荷谷3校」の一つ、お茶の水女子大附属小学校。
皇族のご子息も通われ、ニュースも時々あるので、地方でも名前を聞いたことがある人が大半だと思われる有名校です。なので、毎年の出願数は男女ともに約25名定員の中、1000名くらいあるそうです。とくに女子の倍率は約80倍の年もあったそうです。
わが子もご多分に漏れず、出願しましたが第一次抽選で敗退いたしました。
これに通っていたら二次考査の倍率がたった3倍しかないので、ご家庭やお教室で十分準備をされたお子さんだったら、希望の光が見えやすい学校かと思います。
2020年はコロナ禍で学校説明会も中止になりましたが、募集要項を購入しに行ったので、お茶の水女子大の門をくぐり、事務室に行くことができました。緑が多く、アカデミックな雰囲気にまた一層、憧れ感がアップしました。ちなみに出願は簡易書留で郵送しました。
この日は、事前にPCからダウンロードし、印刷した「募集要項購入書兼領収書」のような紙を校門で見せて、入校しました。
この日は筑波大学付属小学校の立会抽選日があったため、紺色スーツの方々があちらこちら目についたのは言うまでもありません。
抽選に当たってからが超忙しい!!!お茶の水女子大附属小学校
結果はホームページで確認しました。抽選に運よく当たれば、その日に学校に出向いて第2次検定の書類提出をします。お子さんの証明写真を張り付け(またサイズが8×6とか)、検定料振り込みもあるのでバタバタします。
さらに追い打ちをかけるように保護者アンケートの記入があります。今回は400字程度のものですが、これ軽く考えてはいけません。保護者面接での資料に使われます。例の小学校受験指導塾の「わかぎり21」ではこの時、アンケートについて「よく書けていますね」とか褒めてもらえたら合格するそうです。本当かどうかわかりませんが、それくらい大事なことのようです。また、筑波大学附属小学校とは異なり、カンニングもできるとか? 学校のパンフレットや書類にメモ書き程度に書いたものをこっそり見ることも出来るそうです。(実際、経験していないので詳細は不明ですが・・・情報通の間では常識なのでしょうか?)そして前回のお題は「先行き不透明な社会情勢の中、これからの学校教育に期待すること」だったそうです。
ドキドキが止まらない!保護者面接
私立ほど長くはないですが、保護者面接があります。
定番の「学校行事へは参加できますか?」、「志望理由はなんですか?」から「自粛期間中、ストレスに感じたことはなんですか?」「リモートワークは多いですか?」と、いったここ最近の話題などあったそうです。
面接となるとやっぱり紺色のお受験スーツで臨みたいものです。その際、バッグなどもフォーマルな物に揃えたいですね。
マスクの必須となるのでここは、親子ともども不織布で白のマスクが良いと思います。
お茶の水女子大附属小学校の検定内容
親の出番も多い「お茶の水女子大附属小学校」の検定ですが、主役はお子さんです。
通常時は個別審査、運動機能、行動観察と3時間から2時間強という長丁場をやり抜くのは、大したものです。ノンペーパーだからこその難しさがありますが、準備をすることで自信につながりますね。2020年はコロナウイルスの感染拡大防止対策で行動観察がありませんでした。今後、どのように検定が行われるか分かりませんが対策だけはしていたほうが安心だと思います。わが家もほぼほぼ家庭のみで準備をしましたが、全然時間も足りないし要領も分かりませんでした。そんなときはお教室無しで合格!に拘ることなく外注しても良いと思います。自戒の意味も込めてそう思いました。
まとめ
合格したら過酷な中学受験を回避して、附属の中学校へは特に問題を起こさないで普通にしていれば、進学できるようです。そして女子なら高校への進学も8割方可能と言われています。受験に追われることなく自由にのびのび学校生活が過ごせるなんて夢のようですね。国立なので教育費も掛かからず、進学用の塾に通う必要はありそうですが、幼いころから準備をして、抽選2回と、考査を突破したご褒美のような環境だと言えるでしょう。時間が戻せるなら、準備を万全にして再チャレンジしたいです。